京都・東山にある[泉涌寺]で、2026年5月1日より授与が始まる限定御朱印。(授与は12月31日まで)
今年は、開山・俊芿律師の800年御遠忌にあたることから、それを記念して用意された特別な一枚です。
泉涌寺は、古くから皇室と深い関わりを持つ寺院として知られ、「御寺(みてら)」の名で親しまれています。
鎌倉時代の四条天皇の葬送を契機に、歴代天皇の葬送儀礼が営まれてきた歴史を持ち、今日まで皇室の菩提所としての役割を担ってきました。
今回は、この御朱印の見どころや意味、授与情報について詳しくご紹介します。
1.[泉涌寺]でいただける「月輪大師」御朱印の魅力
解説文
歴史・意匠・教えが重なる一枚
俊芿(しゅんじょう)律師(1166〜1227)は、戒律の復興を志し、中国・南宋に12年間留学。帰朝後、その学びを実践する場として泉涌寺を開かれました。
律師の伝えた仏教や文化は広く影響を及ぼし、泉涌寺を中心にその法灯は今も受け継がれています。
今回の御朱印は、800年御遠忌という節目にあわせ、その歩みと精神を今に伝えるものです。
御朱印の下にあしらわれた大根は、俊芿律師と四条天皇、両者の好物だったそうで、一見ユニークな意匠ながら、泉涌寺と皇室の関係を象徴するモチーフでもあります。
また、右上に記された言葉「諸悪莫作 衆善奉行」は、俊芿律師が示寂を前に弟子たちに遺した教えによるもの。
「悪い心を起こさず、人のためになる善行を行い、自らの心を清らかに保つこと。これこそがあらゆる仏に共通する教えである。そして、これはまた普遍の道理でもある」という仏教の根本的な教えが、この一枚に込められています。
歴史、皇室とのつながり、そして日々の生き方に通じる教え。
それらが静かに重なり合う、泉涌寺ならではの御朱印といえるのです。
[泉涌寺]の御朱印のいただき方
| 志納料 | 500円 |
|---|---|
| 形式 | 直書き・書置き |
| 授与場所 | 御座所の入り口(本坊受付) |
2.[泉涌寺]の見どころもあわせて楽しもう
[泉涌寺]は鎌倉時代、俊芿律師によって創建された真言宗泉涌寺派の総本山。
境内に涌く清泉が寺名の由来となり、歴代天皇の菩提寺として「御寺(みてら)」の名で親しまれてきました。
とくに、皇室の御位牌を安置する 霊明殿(れいめいでん)、天皇陛下をはじめ皇族方が御陵参拝の際に御休所として使用される御座所(ござしょ)、由緒ある格式を示す勅使門など、泉涌寺ならではの皇室ゆかりの建造物が点在しています。また皇室ゆかりの宝物が展示されている宝物館「心照殿」も必見です。
広く静かな境内には多くの堂宇が立ち並び、四季の移ろいとともに表情を変える庭園も魅力。
御朱印とあわせて、歴史と気品に満ちた泉涌寺の風景を楽しんでください。
泉涌寺の見どころを“耳で巡る”
境内に伝わる物語や皇室ゆかりのスポットを、約35分でわかりやすくご案内します。 事前に聴いて予習するのもおすすめです。
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3.[泉涌寺]基本情報とアクセス
基本情報
泉涌寺(せんにゅうじ)
☎075-561-1551
京都市東山区泉涌寺山内町27
拝観時間:9:00〜16:30(無休)
拝観料:500円
https://mitera.org/
https://www.instagram.com/mitera.sennyuji/
アクセス
電車:JR奈良線・京阪「東福寺駅」より徒歩約15分
バス:京都市バス「泉涌寺道」下車、徒歩約10分
駐車場:有
【こんな方におすすめ!KYOTO VOICEからの一言】
・皇室ゆかりの寺院の御朱印を集めたい方
・限定御朱印を集めたい方
・泉涌寺「御寺(みてら)」の歴史を感じてみたい方
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