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線が響き、花が息づく──鹿王院で出会う静寂のアート。藤井隆也 作品展 & 桑原健一郎 いけばな展

鹿王院の藤井隆也の作品

嵐山のほど近く、知る人ぞ知る古刹[鹿王院]。
室町時代に創建されたこちらで、現代美術家・藤井隆也さんによる作品展が開催されています。

幾重にも重なる「線」が生み出す世界は、見る角度や光の移ろいによって表情を変え、
まるで呼吸しているかのよう。
紅と藍、静寂と光──その狭間に、心の奥がふと澄み渡るような感覚が広がります。

会期中の10月15日には、舎利殿の「仏牙舎利」の扉が特別に開かれる日。
年に一度しか拝めないこの尊い瞬間は、まさに祈りと美が交差する時です。

さらに、10月17日〜19日には、桑原健一郎氏の華道教室による「いけばな展」も開催。
古建築と現代アート、そして花が織りなす三重奏のような空間が生まれます。

静かに流れる時間の中で、目に見えない「気配」や「呼吸」を感じに訪れてみませんか。
鹿王院ならではの特別な時間が、あなたを待っています。



📍会場:鹿王院(京都市右京区嵯峨北堀町24)
会期:2025年9月20日(土)〜10月23日(木)
拝観時間:9:00〜17:00
拝観料:大人600円、小・中学生300円
共催:NPO法人 galerie weissraum, kyoto

🌸関連イベント:

・10月15日(水)舎利殿「仏牙舎利」特別開扉
・10月17日(金)〜19日(日)桑原健一郎 華道教室いけばな展

👉 鹿王院の詳細はこちら

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